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イグス株式会社（東京都墨田区）は、クレーンやガントリー設備の稼働時間を高めるため、イグスのコア技術であるすべり軸受技術と「エナジーチェーン」ケーブルキャリアを組み合わせました。ロングストローク用「P4.1ロールEチェーン」に組み込まれる新開発のすべり軸受は、耐摩耗性に優れるため、よりスムーズな走行を可能にします。エナジーチェーンの寿命を大幅に延長することにもつながります。また、新しいisense摩耗センサーをオプションとして装備することで、「P4.1ロールEチェーン」は予知保全が可能になります。 P4.1の前モデルであるP4シリーズは、長年にわたり要件が難しい用途のソリューションでした。「P4ロールEチェーン」はこれまで世界各地の1,000を超えるクレーンやガントリー設備で、800メートルにおよぶロングスパンや、毎秒5メートル以上の高速、数百万回往復で低振動・低騒音を実証しています。 改良版P4.1シリーズは、チェーンリンクにローラーを取り付けることで、摩擦が最小化され、寿命が最大化されました。上部および下部走行部は、重なる時少しずれるように設計されており、樹脂製ローラー同士が乗り上げることなく相互に滑りながら通過するため走行音は非常に静かです。その結果、摩擦係数が低下し、駆動力は57パーセント（対P4シリーズ）低減されます。

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